ISACAニュースダイジェスト Vol.105

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▲目次


ISACAニュースダイジェスト(日本語版)

Vol.105 2024/01/18


発行:ISACA日本支部協同推進機構
英語情報ナレッジ活用専門委員会


ISACAニュースダイジェストについて

ISACA本部の発信する英語での情報をもっと活用しよう!との思いから、日本4支部の有志で運営しています。
原文である本部サイトの情報にもタッチし、専門的なナレッジを深めていただければ幸いです。





【教育・CPE獲得の機会】

<<Webセミナー(Webinar)>>

https://www.isaca.org/training-and-events/online-training/webinars
※ ISACA会員は無料でCPEが獲得できます。なお、開始時間はサイトに表示されているUTC(協定世界時)あるいはホストの現地時間としていますのでご留意ください。

・2024年1月25日 16:00 (UTC)~60分、1CPE
「2024年 プライバシーの状況」
[Webinar—The State of Privacy 2024]
プライバシーに関する法律や規制の数が増えるにつれ、プライバシーチームの責任は年々増大しているようである。 このウェビナーでは、世界中のプライバシー専門家を対象とした第4回プライバシー現状調査の結果に基づき、プライバシー対策への人員配置、予算、意識向上トレーニング、侵害、プライバシーバイデザイン(設計段階からのプライバシー保護の検討及び実践)の傾向について取り上げる。 こうした主要なプライバシー分野の傾向を認識することは、参加者がプライバシープログラムを再検討、再評価し、潜在的に改善するのに役立つであろう。

・2024年2月1日 16:00 (UTC)~60分、1CPE
「洞察力で保険をかける:サイバーセキュリティ補償の将来を解読する」
[Webinar—Insure with Insight: Decoding the Future of Cybersecurity Coverage]
保険業界は、長年にわたるサイバーインシデントの激化、リスクの増大、前例のない支払いを経て、リスクの定量化が改善され成熟し、急速に進化している。客先のリスクを判断するための過去のインシデントや侵害データが増えているため、保険会社は保険契約前に必要なセキュリティ管理をより厳格的、規範的に求めるようになっている。本ウェビナーのスポンサーであるDelinea社は最新のサイバー保険のトレンド、説明責任の強化、購入者に影響を与えるリスクの増大を理解するために、全米の300人以上のリーダーを対象に調査を行った。あなた方の同業他社から発見したことを確認し、最新のサイバー保険のトレンドについて学んでいただきたい。


<<Webセミナー・アーカイブ>>

https://www.isaca.org/training-and-events/online-training/archived-webinars
※公開後1年間は、アーカイブで視聴可能です。

・2024年4月18日まで視聴可能
「リスクとコントロールを通して信頼を築く」
[Archived Webiner - Build Trust Through Risk & Controls]
企業が顧客データを扱うことは、デジタルトラストを構築するための基礎的な要素である。 ビジネスリーダーは顧客を第一に考えることの価値を理解しているが、顧客のことをどの程度よく知っているか? 顧客や従業員は経営者が思っているほど企業を信頼しているであろうか?セキュリティとコンプライアンスを通じて、マルチな組織やマルチクラウド環境におけるリスクを特定し、管理する方法について説明する。


<<グローバルで開催されるISACA主催のカンファレンス>>

※以下にご紹介しているカンファレンスは一部です。

「ISACA 2024ヴァーチャル・カンファレンス」
[ISACA 2024 Virtual Conference]
・2024年2月20日~22日 8:45~16:00 *、6.5CPE(3日間通し参加で19CPE)
*1日目アジアパシフィック、2日目アメリカ、3日目ヨーロッパと中近東アフリカの各時間帯で開催。
参加費用:会員$199非会員$398 (3日間の通し参加費用は会員$499非会員$998)
IT/IS専門家向けにデジタルトラスト、監査、ガバナンス、プライバシー、サイバーセキュリティ、新興テクノロジーなどの分野をカバーしたグローバル・カンファレンス


【専門領域】

<<@ISACA>>

https://www.isaca.org/resources/news-and-trends/newsletters/atisaca

・「IoT デバイスにおけるデジタルトラストと持続可能性を育む」
[Cultivating Digital Trust and Sustainability in IoT Devices]
※IoTデバイスは、生活に多くの利便性をもたらしていますが、デジタルトラストに対するリスクへの配慮も必要です。この記事ではIoTデバイスのセキュリティに関する対策について列挙しています。


<<Industry News>>

https://www.isaca.org/resources/news-and-trends/industry-news
※ セキュリティ・リスク・ガバナンス・監査の専門家からの洞察、実践的なヒントを提供するコーナーです。

・「相互接続された世界での統合リスク管理」
[Integrated Risk Management in an Interconnected World]
組織が日々直面するリスクの複雑さとレベルが増加している。統合化された世界では、企業が自社の境界内でリスクを厳密に管理するだけではもはや十分ではなく、従来のビジネス プロセスの壁を超えて、エコシステム全体、つまりサプライチェーン全体に目を向ける必要がある。このため如何にリスク管理プロセスを変更し、新しいリスクとコンプライアンスの要件を満たすように適応させるかを解説する。


<<ISACA Now Blog>>

https://www.isaca.org/resources/news-and-trends/isaca-now-blog
※ 各界の専門家による短い記事がほぼ毎日更新されています。ホットな話題が掲載されることが多いので、興味のあるテーマを選んでチェックしてみてはいかがでしょうか。

・「効果的なエンタープライズ データ管理プログラムを通じてプライバシー、セキュリティ、デジタル トラストをサポートする」
[Supporting Privacy, Security and Digital Trust Through Effective Enterprise Data Management Programs]
※効果的なデータ管理プログラムの構築について解説したISACAの本”Applied Data Management for Privacy, Security and Digital Trust”の概要を紹介しています。

・「チェンジマネジメントとサイバーセキュリティの交差点: 保護におけるパラダイムシフト」
[The Intersection of Change Management and Cybersecurity: A Paradigm Shift in Protection]
※サイバー攻撃の脅威が増加し、企業や個人にとってその対策は必須となっています。人間がサイバー犯罪者の標的となっている状況で、サイバーセキュリティ対策とチェンジマネジメントの統合が重要と説いています。
(チェンジマネジメントとは、組織の成功や成果を導くための変革を個人が上手く受け入れられるよう準備し、環境を整備し、そして個人をサポートし続ける、体系的なアプローチをいいます。)


<<ISACA Journal>>

※以下の記事の閲覧にはログインが必要です。

「2024年第1号:信頼できる倫理的な AI の実現」
[2024 Volume 1: ACHIEVING TRUSTWORTHY, ETHICAL AI]

「クラウドに代わるフォグコンピューティングとエッジコンピューティング」
[Fog Computing and Edge Computing as Alternatives to the Cloud]
フォグコンピューティングとエッジコンピューティングは、データのリアルタイム処理において主要な役割を果たす大きな可能性を秘めている。 天文学的な量のデータが、世界中の何百万ものネットワーク接続されたデバイスによって毎年作成され、クラウド コンピューティングの将来に関する疑問が生じている。クラウドコンピューティングは衰退の道を辿っているのか。 フォグコンピューティングとエッジコンピューティングはクラウドを補完するために使用できるか。 答えを見つけるには、各テクノロジーの詳細と使用例を理解することが不可欠である。


**ISACAニュースダイジェストご利用上のご注意**

  • オリジナルの英文情報/記事の全文和訳ではありません。「ヘッドライン」 のみの日本語化を基本としています。
  • 主にISACA国際本部Webサイトに掲載された情報(メールマガジン等を含む)を対象にしています。
  • 本文中の「※」は、当ダイジェスト編集担当者による補足情報、コメント であることを示しています。
  • 本文中に記載した各種コンテンツへのリンク(URL)については、リンク先サイトの都合等により、予告なく切れる場合があります。

(Vol.105 文責 天野八重子 (東京支部))

    


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